お盆の風習

お盆って地域によっていろいろ習慣・風習が違いますよね。(まあ何にでも言えることですが)



「精霊馬」というのも、私の実家では一切見かけなかったため、高校生くらいになるまで知識もまったくなかったです。(今でも実物を見た事がありません・・・)
これはきゅうりやナスに割り箸などを差し込んで馬に見立てるもののことですね。
○きゅうりは足の早い「馬」に見立てられ、あの世から早く家に帰ってこれるように。
○ナスは足の遅い「牛」に見立てられ、この世からあの世に帰るのが少しでも遅くなるように、
という意味がこめられているそうです。なるほど、昔の人も洒落たことを考えるものですね・・・!


本当になぜだかよくわからないのですが、私の実家では、ナスときゅうりのみじん切りと米、この3つを軽く混ぜたものを毎年お盆の始めにお墓(しかも墓石)にまいていました・・・(なぜ・・・)
そして盆の終わりには、撒くときに多少残しておいて家に持ち帰ったものを、毎年地域で決まった場所で燃やしていました(なぜ・・・)
母に聞いても祖母に聞いても「なんでかは知らん」とのことで、いまだに私も理由がわかりません。うちの地域ではこれが普通のようなのですが・・・


理由はよくわからないけれど昔から続いている風習ってありますよね、なんにでも。
なぜみんなそうしているのか、って調べようと思う人いないんでしょうか、実際にその風習があるところで。私ならすごく気になるのになあ〜と思います。


こういう風習などならまだいいですが、物事をするとき「なんでこれをしているのか」「こうする事によってどうなるのか」と考えながら行うことが大切ですよね。