東京の日

7月17日は東京の日!
こんな記念日まであるのですね・・・!


1868(慶応4)年のこの日、江戸が東京府に改称されたことに由来してこの日が制定されたそうです。
この記念日を知ってから知った事が、都木がイチョウだということです。だから東京都のシンボルマークはイチョウなんですね・・・!納得しました。


そして、交通システムの名前にも使われている「ユリカモメ」。都鳥ですね。
このユリカモメですが、古典文学に出てくる「都鳥」は、この年のことなのではないかと言う説があります。一番ポピュラーなのが、高校生のときに習った「伊勢物語」に出てくる一節でしょうか。

・・・・白き鳥の嘴と脚と赤き、しぎの大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。京には見えぬ鳥なれば、みな人見知らず。渡しもりに問ひければ、「これなむ都鳥。」と言ふを聞きて・・・・

というところです。
現在ではユリカモメは京都でも見られるのですが、それは1974年からのこと。それ以前は京都で見られる事はなかったそうです。つまり「京には見えぬ鳥」だったわけですね。
古典文学に出てくるくらいに昔からいた鳥が現在交通システムの名前になってしまうってなんだか面白いです。