まぶたとご先祖様

このブログを読んでいる方で、一重まぶたで悩んでいる方、いらっしゃいますか?「なぜ外国の人みたいにパッチリ二重じゃないのか・・・」と思った事がある方もいらっしゃるかもしれません。

日本人には、比較的一重まぶたの方が多いです。日本人は、まぶたの皮膚が厚く、欧米人より脂肪が多いために、二重になりにくいそうです。この原因は、大昔、日本人の祖先が寒い地域に暮らしていた頃の名残なのです。寒さから目を守る為に、まぶたの皮膚が厚い必要があった、と言われているそうです。


日本人は、人種で言うとモンゴロイドモンゴロイドは旧、新にわかれます。
モンゴロイド=東南アジア・太平洋の島々に多い=二重まぶたが多い
モンゴロイド=モンゴル・シベリア・朝鮮半島華北地方に多い=一重まぶたが多い
地域ではこういう別れ方をするのですが、
日本人に一重まぶた、二重まぶた両方が見られるのは、新モンゴロイドと旧モンゴロイドが混ざり合っているから、ということです。


まぶたひとつとっても人類の歩んできた歴史が垣間見えるようで、本当、おもしろいですねえ・・・!