夏の風物詩 - 1 -

夏の風物詩、といったらたくさんありますが、食べたくなるな〜って言うものの1つに【そうめん】があります。夏になると食欲が落ちてしまうという方が多いと思いますが、冷たいそうめんならツルっと入ってしまいますよね!さっぱりしていておいしいですし^^


そのそうめんですが、自分でゆでたことありますか?割と「どっちだったっけ?」と考えてしまう人が多いんですが、そうめんをゆでるとき、【塩を入れるか入れないか】わかりますか?


これは【入れない】のが正解です。


こうするのは麺に含まれている塩分を出す為なんだそうです。とりあえず「麺をゆでる」っていったら塩入れちゃう方結構いますからね(笑)



そしてここ愛媛にも、有名なそうめんがあるのですが、ご存知の方いらっしゃるでしょうか?
五色そうめん」です。麺に色がついているそうめんは、実は愛媛のそうめんが元のものなんですよ〜。正確に言うと、「五色そうめん株式会社森川」さん以外の五色そうめんは「五色そうめん」とは呼ばないそうです。

五色そうめん誕生は、こちらの8代目の娘さんの一言からだったそうです(1722年のお話)。娘さんはたいへん信心深く、椿神社によく参拝に行っていたそうです。ある日いつものように参拝していると、娘さんの下駄に、五色の美しい糸が絡まってきました。それを見た娘さんは天からのお告げかもしれないとおもい、父である八代目に「5色の色のついたそうめんを作ったらどうか」と言ったそうです。そして思考錯誤の結果、参勤交代の折に献上され好評を博し、また朝廷でも賞賛され、全国で有名なそうめんとなったそうです。
真っ白なそうめんに「色をつける」という発想、それまでにないものでとてもよかったんでしょうね・・・。
毎日家族とお店のためにとお祈りする娘さんに、商売繁盛の椿神社の神様も心を動かされたのかもしれませんね^^